アンカー引張試験
アンカー引張試験とは
アンカー引張試験とは、施工したあと施工アンカーに引張荷重を加え、その耐力や変位を測定することで、所定の性能が確保されているかを確認する試験です。施工後の品質確認として実施され、安全性を評価するための重要な工程です。
アンカー引張試験の特徴
- 供試体を用いて実強度を直接確認
- 加圧式試験装置とレンチ式加力装置に分類
- 定められた資格の保有者による試験実施
試験方法
施工されたあと施工アンカーとセンターシャフトをカップリングを介して繋ぎ、試験機本体を通す、または直接、アンカー筋に試験機本体を通す。チャックや調整ナットでセンターシャフトまたはアンカー筋を固定し、荷重を段階的に加える。要求される引張耐力を満たしているかを確認し、性能を評価します。
留意事項
試験時には反力を確保するためのスペースや条件が必要となり、設置状況によっては試験が制限される場合があります。試験結果は、母材強度や施工条件、アンカーの種類の影響を受けます。特に、確実な施工を行ったあと施工アンカーでも、品質が母材状態に左右されるため、判断が重要となります。