あと施工アンカー
あと施工アンカーとは
硬化したコンクリートを始めとした様々な母材にハンマードリル等の穿孔機械を使用して孔をあけます。接着剤や固着機能によって、その孔に金属製の部材、ボルト、鉄筋等を固定する技術です。
あと施工アンカーの特徴
- 大きく「金属系アンカー」、「接着系アンカー」、「その他のアンカー類」の3つに分類
- 穿孔機械やアンカー固着方法の選定により低騒音・低振動の作業が可能
- JCAA(日本建築あと施工アンカー協会)が実施している資格制度の施工資格が必要
あと施工アンカーの主な用途
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公共一般
看板取付、自動販売機脚部固定、案内標識取付、ガードレール支柱取付 など
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建築工事
軽量鉄骨天井下地取付、足場壁つなぎ、サッシ溶接取付、石張用金具取付、土間スラブ差筋 など
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土木・耐震工事
耐震壁増設差筋、鉄骨ブレース用差筋、増打壁用差筋、落橋防止用アンカーボルト など

あと施工アンカーの主な資格
| 資格種類 | 施工に関する資格 | 管理に関する資格 | 施工・管理に関する資格 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 第2種あと施工 アンカー施工士 |
特2種あと施工 アンカー施工士 |
第1種あと施工 アンカー施工士 |
あと施工アンカー 技術管理士 |
あと施工アンカー 主任技士 |
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| 施工可能範囲 | M12・D13 以下 | M22・D22 以下 | 制限なし | × | 制限なし |
| 耐力試験 | △ ※ | △ ※ | ○ | ○ | ○ |
| 耐力試験報告書 | × | × | ○ | ○ | ○ |
| アンカー選択 | × | × | ○ | ○ | ○ |
| 母材判定 | × | × | ○ | ○ | ○ |
| 施工計画 | × | × | × | ○ | ○ |
※ 上位有資格者(1種・技管・主任)の立会指示の下、耐力試験の支援作業が可能です。
ねじ径12mmには1/2インチも含みます。
あと施工アンカー施工例
建築 内装工事(天井LGS 金属系アンカー)
建築 耐震補強工事(増設壁 接着系アンカー)
土木 落橋防止工事(橋台増打ち 接着系アンカー)
その他の施工例
スクリュービット(W5/16・W3/8・W1/2)
地下コンクリート型枠工事におけるセパレータをH鋼やシートパイルから取る為のアンカーです。 電磁石付き電動ドリル(アトラマスター)をH鋼等に固定して下穴を穿孔し、インパクトレンチ を使用して下穴に調整パイプとネジが一体となったスクリュービットをねじ込みます。 H鋼やシートパイルを躯体完成後に引抜く場合に躯体を傷めない「引き抜き金具」やスクリュー ビット強度の補助として横矢板に取付けが可能な「矢板金具」、防水シートを施工する際に有効な 「防水用スクリュービット」など、現場の状況、用途に合わせて施工致します。
デッキインサート(デッキ用・耐火材吹付用・断熱材敷込用)
デッキプレートを振動ドリルで穿孔し、インサートを取付ける先付アンカーです。 必要耐荷重によってインサートの形状やコンクリート内の埋設長が「軽天用」、「軽設備用」、「重設備用」とに分類されています。 更に「デッキ用」や「耐火被覆材吹付用」、「断熱材敷込用」があり、用途によって様々なネジ径や形状で対応致します。